“安全で質の高い、効果の期待できる、優れたサプリメント”
これを決める要素はいろいろありますが、大切なことなのに、意外と見落としがちなこと、それは何でしょうか?
サプリメントは生鮮食品!?
良いサプリメントを見極める際に大切なこととは・・・
サプリメントの原材料や製品そのものの“鮮度”なんです。
これって言われてみればあたりまえのことなんですけど、サプリメントの鮮度っていうと、いまいちピンと来ない人がほとんどでしょう。
それでは、あなたがスーパーへ買い物に行ったときのことを、ちょっと思い浮かべてみて下さい。
スーパーの野菜売り場コーナーには、旬の季節を迎えたいろいろな野菜たちが、所狭しと並べられています。
そこには・・・
“朝露をまとった収穫したばかりの、みずみずしく新鮮な野菜”
と、
“昨日から売れ残っているような、ちょっとしおれ気味の野菜”
があったとしましょう。
あなたはどちらの野菜を手に取りますか?
もちろん“収穫したばかりの、みずみすしく新鮮な野菜”を手に取りますよね。
野菜に限らず、たまごや食パン、牛乳など毎日食べるものは、
製造年月日が1日でも新しいモノ、賞味期限が少しでも先のモノ、をわざわざ棚の奥から取り出す!
なんてこと、誰でも一度はした経験はあると思います。
誰だって・・・
毎日食べるモノだから、少しでも新鮮なモノを選びたい!
って思いますよね?
新鮮なほうが、味もおいしいでしょうし、栄養価だってきっと高いに違いありませんからね。
ところで、そもそもサプリメントは、何からできているんでしょうか?
一般的にサプリメントは、さまざまな野菜や果物、植物などから、いろいろな種類のビタミンやミネラルなどの栄養素を抽出し、それを凝縮して作られています。
だったら原材料となるそれら野菜や果物、植物は、
より“新鮮”なほうがいい!
ですよね。新鮮な原材料から作られ、その鮮度を保ったまま、私たち消費者に届けられるサプリメントは、良いサプリメントであることは容易に想像できるかと思います。
安全で質の高い、効果の期待できる、優れたサプリメントとは・・・
新鮮な原材料から作られた、『生鮮野菜』のようなもの。
なんです!
原材料や製品の鮮度にこだわるホントの理由とは?
なぜ、ここまで“鮮度”にこだわるのか?それにはもちろん理由があります。
あなたはこの恐ろしい事実を知っていますか?
日本で売られている多くのサプリメントは、原材料を入手してから、製品のかたちとなって、私たち消費者の手に届くまでに、かなり多くの時間を要している・・・ことを。
事実、ドラッグストアなどに並んでいるサプリメントの「消費期限」や「賞味期限」を確認してみて下さい。私がいくつかのメーカーを確認したところでは、店頭で確認した日付の1.5年~3年先が消費期限となっていました。
たいていのメーカーの商品は、消費期限は2年となっていることでしょう。そして、2015年4月にとあるドラッグストア店舗で確認した写真の商品の場合は、消費期限が2.5年先(2017年10月)となっていました。
中には、未開封の状態で「3年」というサプリメントもありましたが、3年後では、飲んでも問題ないというレベルの品質は保っているかもしれませんが、それで本当に栄養素を補えるのか、かなり疑問です。
ちなみに、収穫した野菜や果物、植物などの原材料から製品が作られ、そして流通経路に乗ってメーカーから卸業者、そして小売りへと渡り、そこで売られた製品が最終的に私たち消費者の手元に届くまで・・・この一連の流れを
“製品ライフサイクル”
と呼んだりしています。この製品ライフサイクルが、長いか?短いか?によって、サプリメントの“質”に、大きな差が出てくるのです。
先ほどの恐ろしい事実にあったように、日本で売られているサプリメントの中には“製品ライフサイクル”が・・・
なんと、1年以上のモノもあります。
原材料となる野菜や果物、植物などが収穫され、それが加工されて、サプリメントのかたちとなって流通し、お店で販売され、最終的に私たちの口に入るまでに、これだけの長い日数が経ってしまっていることが多いのです!
「どうして、そんなに時間がかかるの?」
って思いますよね。その原因は・・・
大量生産・低価格サプリメントを、企業がひたすら追求すること
にあります。
低価格を実現するためには、原材料を少しでも安く仕入れ、たくさん製品を作る必要があります。
その原材料を安く仕入れるには、原材料そのものを、世界中のあちこちから大量に買い付ける必要がありますよね。
世界中から大量に買い付けた原材料はどうしますか?
すぐにサプリメントの製造工程へと回しますか?もし、すぐに製造工程へ回せないほどたくさんの量だったらどうしますか?
あなたがスーパーへ買い物に行って、「あれも欲しいわね。これも必要だわ・・・。」なんて感じで、たくさん買い過ぎてしまった時を思い起こしてみればすぐにわかりますよね!
・・・そうです!
大量に買い付けた原材料は、倉庫にストック(保管)する必要があるわけです。
でも、ちょっと待って下さい!
じつは、ここである問題が・・・。どんな問題だと思いますか?
その問題とはですね・・・
酸化や腐敗、カビなどの発生です。
“原材料を長期保存する”ということは、必然的に空気(酸素)に触れる機会も多くなりますよね。
空気に触れれば、酸素と結びつく「酸化」が起こったり、空気中のカビやバイ菌に触れれば、原材料である野菜や果物、植物などが「腐敗」したり「カビ」が発生したりすることもあるわけです。
腐った原材料から、質の高い優れたサプリメントを作ることなんて・・・ぜったい無理ですよね?
安心・安全と呼べるサプリメントとは?
じゃあ、それを防ぐためにどうするのでしょうか?
「酸化」や「腐敗」「カビの発生」を抑える対策をすればいい
ということで、
防腐剤を使ったり、いろいろな混ぜ物(酸化防止剤)を加える
といったことをせざるおえないわけです。
あなたはこれをどう思いますか?
これでは、いわゆる『対処療法』に過ぎない、とは思いませんか?
私たちが、健康を手に入れるために飲もうとしているサプリメントの原材料に、こういった処理がほどこされていたとしたら・・・。その原材料からサプリメントを作っていたとしたら・・・
あなたは何のためらいもなく、そのひと粒を飲めますか?
かわいい我が子や、大切な家族に飲ませられますか?
・・・飲ませられませんよね。あたり前です。
もちろん大企業が原材料の酸化や腐敗、カビの発生に対する対策を何もしないでいるはずはありません。温度や湿度がしっかりと管理された倉庫などに、保管しているところもあるでしょう。
ただ、ですよ。
どれだけしっかり保管・管理されていたとしても、原材料が「酸化」や「腐敗」したり「カビが発生する」などのリスクは、ゼロではないわけです。
大量生産するため、低価格を実現するため・・・
たくさん売って、大もうけするため・・・
そのためだけに、
私たちの健康にとって“有害”となる恐れのある防腐剤や酸化防止剤などの不要なモノを加える
ことは決してベストな方法だとは思えませんよね。
だからこそ、
新鮮な原材料を、いち早く製品のかたちに加工し、そして日を置かずになるべく新鮮な状態で、私たちのもとへ提供される、製品ライフサイクルの短い、生鮮食品のようなサプリメントを選ぶべきなのです!
あなたが選ぼうとしている、そのサプリメント。
何ヶ月もドラックストアの商品棚に並んでいたり、倉庫の在庫の山から取り出して販売されているような、ホコリをかぶっていたような!?サプリメントではないですよね。
そんなサプリメントが選ぶに値しないものであることは、きっとわかっていただけると思います。
原材料が新鮮であることはもちろん、その仕入れから生産、そして流通・販売までのサイクルがなるべく短い
生鮮食品のような“新鮮なサプリメント”
を選ぶことが、安全で質の高い、効果の期待できる優れたサプリメントを選ぶことにつながるわけです。
原材料や製品の鮮度を調べる方法とは?
ただ、残念ながら日本でサプリメントを作っている、メーカー企業のホームページを見る限りでは・・・
- 原材料や製品の鮮度が新しいのか、そうでないのか
- 製品ライフサイクルは短いのか、そうでないのか
について、詳しく情報を公開しているところは、まだまだ少ないようです・・・。
欧米に比べて遅れている、日本メーカーの原材料の情報公開。私たちが一番知りたいと思う、大切な情報なのに・・・。
ホームページに載っていたとしても、せいぜい原材料名を公開しているくらい。
各企業のホームページ上や製品カタログなどで、原材料の調達、サプリメントの製造から流通、そして販売にいたる過程について、
「わが社では、こんな努力をしています!!」
と製品ライフサイクルに関する企業ポリシーなどをうたっているところは、
「きっと、製品に自信を持っている企業なんだ」
と判断していいと思います。
原材料のこと、製品ライフサイクルのこと、気になったら・・・もうおわかりですよね。
そうです!
- インターネットで、その企業のホームページを調べてみる!
- 電話やメールで、直接問い合わせをしてみる!
ことです。その時は、
「御社のサプリメントは、原材料が加工され製品として店頭に出荷されるまでに、通常どのくらいの日数がかかっているのですか?」
といった感じで聞いてみるといいでしょう。
サプリメントの原材料や製品の“鮮度”にまで、とことんこだわっている企業が作る、サプリメントを買おう!
サプリメント選びで失敗しないための9つのチェックポイント
- 内容成分の表示は明確か?
- 原材料や製品は新鮮か? ← 現在のページ
- 余分なモノは入っていないか?
- 天然の栄養素を使っているか?
- 胃できちんと溶けるか?
- 低温加熱で加工されているか?
- いろんな栄養素が入っているか?
- 製品管理は徹底されているか?
- 製品そのものに特徴はあるか?